みんな親や先生から、「これから経済がどうなるかわからないから、とりあえず進学しておきなさい」と言われて、とりあえず進学しようとしていないかい？
経済がどうなるかわからないのに、進学したほうがいいなんて断言できるのかな。むしろ、卒業後の４年後はもっと悪くなっている可能性も十分あるのに、多額の学費と４年の時間を「とりあえず投資」するのは、全くの無駄にしたり、奨学金などを使った場合は、大学中退で、借金だけ残る可能性だってあるよ。
この先どうなるかなんて誰もわからない。だからこんな時期こそ、自分でよく考えて、選択肢をひろくみて、責任を持った選択をするべきなんじゃないかと思う。
就職にせよ進学にせよ、他の選択肢にせよ、自分で選択したからこそ、見えてくるものがある。
この動画は、進学に向いている人、向いていない人も含めて解説します。
動画中にでてくる「進学適性チェックリスト」はこちら。４つ以上、詳しくいえば、経済適性のいずれかひとつと学び適性、主体性適性のなかで３つ以上のチェックが打てれば適性は高いといえます。
＜学び適性＞
□学びたい、研究したい学問や、進学必須のなりたい仕事がある。
□読書が好きだ。
□疑問に思ったことわからないことは、すぐに調べる。
□文章を理解して、要点をまとめることが割と得意だ。
□あるテーマについて資料などを調べて、まとめたり、話し合ったり、発表したりするのが好きだ。
＜主体性＞
□どちらかと言えば、自分から積極的にいろんな人にあったり、新しいことにチャレンジしたりしていく方だ。
＜経済適性＞
□進学が難しいほどの家庭環境ではない。
□経済的にあまり余裕ではないけど、明確に学びたいものや進学して取得する資格必須のやりたい仕事がある。
逆に、高校卒業後の「就職適性チェックリスト」はこちらです。もしかしたら、すぐに就職して、社会で早く活躍する道を選んだほうがいい高校生もいると思うので一度、考えてみてください。
□「勉強」するより、身体を動かすほうが好きだ（得意だ）。
□文化祭などの学校行事では、企画よりも当日の模擬店の準備や当日に動く方が好きだ。
□自分の力ではやく稼げるようになりたい。
□はやく自立したい、家を出たい、と思っている。
□専門的な技術やスキルを身につけたいし、身につけられる仕事がしたい。
□作業をしたり、組みたてたり、何かを形にしていくことが好きだ。
□趣味や友達との交友、旅行など、プライベートで使いたい時間がはっきりしている。
□進学することに家庭の経済的不安がある。
