早活人材の体現者

▼本誌の続き

Q.なかなか進路を決められない時は?

A.明確に進路が選択できない時って、何か突破口が必要だと思うんです。僕の場合は話を聞きたい人に直接会いに行ったんだけど。話を聞いて「これだ!」という何かが見つかることもあるし、「違うかも」と感じるのも良い。自分以外の誰かの考えや生き方に触れたから気づけたわけだし。あと、わからないことはわからないままにせず、素直に聞くことも大事かな。

Q.就職して「高卒」で困ったことはない?

A.おかげさまで無いです!働き始めて1年満たない今は、目の前の仕事を覚えて慣れる時間。それができた上でやりたいことに挑戦できるので。入社時に代表から言われたんです。「ゆたか君は、ずっとここにいる存在じゃない。起業したりキャリアアップしたり“次”に向かっていく存在だから」と。僕の将来を思い、今この場で修行させてくれる懐の深さに感謝しつつ、期待を超える存在になりたいですね。

Q.小さい頃からフットワークが軽かった?

A.小学4年まで豊田市中心地の学校に通っていたんですが、親が小規模教育に興味を持ち5年の時に香嵐渓近くの学校に転校。1年間の経験でしたが楽しかったですよ。高2の夏休みにはフィンランドへ1ヶ月間の短期留学に。これも親からの勧めでしたけど、嫌だと思ったことはなく、その場の状況をポジティブに捉える好奇心旺盛者だと思います。

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